釣りを趣味にしてから2年ぐらい経過して釣具への理解も深まってきた。初心者の頃はどんな釣りでどんなロッドを使うのかがよく分からないし、おすすめロッドなんて調べても2万以上する結構高めのロッドが紹介されている。高いロッド=高性能が多いのは事実だけど、予算的に厳しいのが正直な気持ち。
2年で10本以上のロッドを買ったけど、そんな高いロッドは買えなかった。家計があるからね。
安いロッドを買ってると、これはないだろうってロッドももちろんあったけど、満足できるロッドもたくさんあった。値段=満足度ではないと信じてる。
今回は私が買ってよかったと感じた、今も使い続けてるお手軽価格の月下美人アジング55UL-Sを紹介する。
月下美人AJING 55UL-S
私が最初に釣りに魅力を感じたのがライトゲームだったんだけど、最初に買ったライトゲームロッドが月下美人だった。約1万円で購入できるお手軽感と、それ以上に見た目に心を射抜かれた。
夜に咲く花は、輝きを増し続ける。
2005年、DAIWAのラインナップに初めて登場したライトソルトゲーム専用タックル『月下美人』。艶やかに咲くその花のように月下美人は舞い、アングラーは躍動する。
身近なターゲットでありながら、時には極めて繊細なアプローチを必要とするアジや、岩陰や藻の切れ目に身を隠し、周囲を警戒しながらベイトが近くに現れるのを待ち続ける老獪な大型メバルを相手に進化してきた月下美人タックル。これからも月下美人は、アングラーと共に進化し、これまでに味わったことのないような悦び、楽しみを提供する。月下美人の艶やかな輝きがライトソルトゲームを照らし続ける。
出典:月下美人 AJING
アイテム紹介
アイテム紹介は公式HPから引用、下記参照。
軽量なHVFブランクを搭載し、ピンとした操作性を実現。
トップガイドは安心のSiCガイド(他はアルコナイトガイド)
応答性がよい高感度ティップ採用(ソリッドモデルは丈夫で高感度のメガトップ)
アイテム 説明 55UL-S 漁港内を手早く探るのに欠かせないショートロッド。軽いジグヘッドリグやメタルジグをきびきびと動かして、アジのアタリを即掛けするハイスピードゲームが楽しめる。 510UL-S 繊細なゲームを制するためのショートモデル。ターゲットは港内を泳ぐ豆アジや低活性のアジ。水中の状況を的確に把握し、1g前後の軽量なジグヘッドリグを漂わせて口元へ送り込む。 68L-S 漁港でのアジングにおいて最もスタンダードとなるはじめの1本。ジグヘッドリグを中心にスプリットショットやメタルジグなどの幅広いルアーに対応する。足場の高い堤防などでも操作が行いやすい。 78ML-S 沖の流れやブレイクを制する遠投モデル。食い込みのよいしなやかな穂先と、遠投に適した強いバッド、操作性に優れる張りのあるベリーを組み合わせており、キャロやフロートを自在に操ることができる。 80ML-T レスポンスに優れたチューブラーティップの遠投モデル。漁港の外面やゴロタ浜、磯などで、重めのフロートやキャロ、メタルジグなどを遠投し、広範囲にいるアジを手返しよく探るスタイルに最適。 出典:月下美人 AJING
見た目・重量
さっき言ったけど、私がこのロッドを買った理由の大きな理由が見た目だ。
性能に関してはもうええでしょう。

この情熱の赤色。モノトーンカラーが好きだからシンプルに黒色のロッドを買おうと思ってたんだけど、このロッドを見た時に少年時代のような気持になった。赤ってこんなにかっこいい色なんだって。

ブランクスからグリップ、グリップエンドまですべてがスタイリッシュにまとまってる。アジングロッドということもありバット部分がかなり細いから、それがこの美しさを引き出してるんだろう。

神々しい。これ約1万円で買えるって正直凄いと思う。性能のシマノ、ファッションのダイワとはよく言ったものだと思う。ダイワが劣ってるって意味じゃないよ、見た目・性能でイケイケってこと。
使い心地はめちゃくちゃ良い。HVFブランク採用で55UL-Sは自重が55gしかないから、ロッドだけだと重さはほとんど感じない。リール分で重さが増えるから、まるで羽のようだとは言えないけど55gなんてロッドは月下美人ぐらいだろう。ライトゲームは身軽に、スムーズに楽しむゲーム。移動が多いゲームだからストレスを感じるようなロッドは使いたくない。それがこの軽量ロッドの最大の武器だろう。
感度

あとは感度がこのロッドの圧倒的な強み。ソリッドがどうだ、穂先がどうだなんて言うのは疲れるから割愛するが、このロッドは全体的に細い。ティップなんか爪楊枝みたいに細い。そこから驚異的な感度が生まれる。
推奨ルアー重量は0.3~5gだけど、さすがに0.5g以下になると感覚はさすがにない。だけど1gジグヘッドの重みはしっかりと感じられる。これ本当にすごいから、嘘抜きで。
1gジグヘッドの重さをしっかり感じられるってことは水中のアクションが想像しやすいってこと。アジングで結果を残したいならこのロッドをおすすめする。
ハイクラスモデルの月下美人の価格ってえげつないから型落ちのVIPカーに乗る気持ちで是非買ってほしい。車と違って型落ちで困ることがほとんどないのがロッドの良い部分。十分戦える性能がある。
製品スペック

私が使ってるのは55UL-Sだから、名前の通り5.5ftぐらいしかない。アジングを始めるってなったらまずロッドを買う前に、行く漁港の状態を確認してほしい。短いアジングロッドてライトゲームを楽しむぞ!と最初は思うんだけど、その漁港の水深とか、手前が浅くなってるのかとかいろいろ知らないとそのロッドを活用しきれない。
| アイテム | 全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | ルアー重量(g) | ライン(lb.) |
| 55UL-S | 1.65 | 86 | 55 | 0.3-5 | 0.1-0.3 |
| 510UL-S | 1.78 | 93 | 57 | 0.3-5 | 0.1-0.3 |
| 68L-S | 2.03 | 105 | 63 | 0.5-8 | 0.1-0.4 |
| 78ML-S | 2.34 | 121 | 81 | 2-6 | 0.15-0.6 |
| 80ML-T | 2.44 | 126 | 85 | 2-6 | 0.15-0.6 |
私が行くフィールドは全体的に手前から水深があるから、5.5ftで事足りる。何故かというと、遠投しなくてもアジが足元にいるからだ。でも手前が浅い漁港に通ってる場合はもう少し長いロッドじゃないとうまくアクション出来なかったり、飛距離が足らなかったりする。
自分に合った長さのロッドを選ぶことを強く推奨する。




