今回はダイワのラテオシリーズを紹介する。サーフ用として購入したロッドなんだけど、あまりにも万能すぎるから、釣行で一番使ってるロッドになってしまった。
2万円前後のミドルクラスのロッドではあるんだけど、価格以上の性能を持ってるからハイエンドロッドに匹敵するんじゃないか？って個人的には思ってる。今は旧式ラテオを使ってるんだけど、24ラテオが欲しくてたまらないから旧シリーズを振り返りつつ、新ラテオを紹介する。
ダイワ ラテオ100M（旧モデル）
ラテオはシーバスロッドとして発売されてるんだけど、サーフ用で購入した。ヒラメとかマゴチに使ってる。でも、その使いやすさからいろんなシチュエーションに対応できるロッドになってて、ショアジギングにも対応できる優等生。ラテオがあればハイエンドいらないかも。
見た目
ダイワの製品はいつも思うがかなりデザインがいい、シマノのロッドも好きだけど見た目はダイワに勝ててないと思う。この刻まれたシルバーのLATEOの文字と黒金でまとめられたロッドがめちゃくちゃかっこいい。やっぱりロッドは見た目って大事だと思う、中身も大事だけど見た目から入るよね。
グリップから下はこんな感じ。シーバスロッドだから全体的に細身でシャープにまとめられてるから、持ち運び時のストレスはない。投げてみて感じてほしいんだけど、なんか手当たりがいいんだよねこのロッド、操作性が良いというか形状が手になじむようになってる。
スペック
今使ってるラテオ100Mの各スペックは下記参照。
サーフゲーム始めたときに、ショアジギング用のロッドで十分って思ったから、最初の頃はショアジギングロッドをサーフで振り回してた。しばらくそれでやってて真夏の頃だったかなぁ、気温が上がりすぎてさすがに重いロッド振り回してんのきつくなってきて限界だった。
サーフ用のロッドはシーバスロッドとして売られてるんだけど、ラテオはスペックが凄かった。青物用のロッドって適合ルアーの範囲は今回のラテオと一緒だろうけど、まず重さが違う。10ftのロッドが150gだよ。汗水垂らしながらサーフで青物用の重いロッド振ってた自分は何だったのか。
見た目のトピでも話したけど、まず作りが違うんだよね。全体的にシャープで、特にブランク部分が凄く細い。カーボン含有率も96%と高めだからかなり軽量化されてるから、ふり抜きも重さを感じないし。真夏のサバンナで振り回す気力を作ってくれる。
操作性
このロッド10ftクラスなのに、かなり細いから感度がいい。つまり操作性がいい。M使ってるから結構固めではあるんだけど、10g程度のジグヘッドを使ったフィネスな釣りにも対応してるから結構楽しめる。ずっと遠投してると疲れるからフィネス寄りの釣りに変えたいなってなった時に、ルアーだけ持ってれば釣り場で柔軟にアプローチを変更できる。
細いから思いルアー飛ばしたときに折れるんじゃないか？って気分にさせられるんだけど、HVFナノプラスカーボンを使ってるから安心。ロッドの粘りや強度が向上されてる。
ダイワ ラテオ100M（2024年モデル）
旧式ラテオで満足してはいるんだけど、新シリーズが出たら欲しくなってしまうのが釣り人の性。
とりあえずかなりグレードアップされたらしい。
製品紹介
下記公式HPより引用。
スタンダードロッドのレベルを大きく引き上げるスタンダードモデル。
飛距離と操作性を大幅に磨き上げたシーバスロッドスタンダードシーバスロッド「LATEO」が”革芯的”な進化を遂げた。様々なフィールド・ルアーでタクティクスを駆使して攻略するのがシーバスゲームの醍醐味。攻略のための”芯”となるブランクを高弾性化、細身化し、グリップセクションの剛性を上げることで、シャープなキャストを実現。思いのままの操作感を実現する「CC GRIP」コンセプトと相まって、遠投性と正確性がさらに昇華。アングラーが惜しみなくタクティクスを展開できる高次元の基本性能により、シーバスだけにとどまらず幅広いターゲットの攻略も可能。
出典：ダイワ公式HPラテオ（LATEO）
旧シリーズとの比較（100Mモデル）
製品紹介については公式HPから見てくれ、購入予定の2024年モデルの100Mと旧式を比較する。
100Mモデルだと、旧式より2g重くなってしまった。だけど軽さだけが重要じゃない。
ブランクのグレードアップ
所詮2gだ、1円玉2つ分変わったところで手に持った間隔は大して変わらないだろう。今回2g重くなった要因としてはブランクの改善にある。
ブランクの細身化、高弾性化に加えて、グリップ部分の素管の剛性をアップしたことで結果重さが前回より2g増えたということだった。今使ってる旧式ラテオの飛距離も優秀だけど、2024年式ラテオは剛性をアップしたことで更にキャストが鋭く振りぬけるようになった。もちろん飛距離もさらに増す。
V-JOINTの採用
今回のLATEOはV-JOINTが採用された。ロッドの一番弱い部分はもちろん継ぎ目部分で、これはピースで分かれてる長いロッドはしょうがないというか宿命なんだろう。
1本の棒と、縦にくっつけた2本の棒でイメージしてくれると分かりやすいと思うが、もちろん1本の棒が頑丈に決まってる。継ぎ目がなければ弱い部分が均等になるからね。今回ダイワはその弱い部分を解消すべくV-JOINTというのを生み出したらしい。簡単にまとめると、継ぎ目の弱さを解消すべくできるだけ1ピースロッドに寄せたロッドにするための技術って感じ。気になった人は調べてみて。
結論
予算があるなら新型をを買いたいところだけど、正直、旧式ラテオでいいんじゃない？って気持ち。
ふり抜き感とV-JOINTってのは気になるから、今週末にキャスティングでも行って触ってこようかな。
